3月1日に尋常性乾癬、関節性乾癬にの新しい内服薬が
発売されました。 オテズラ錠です。
乾癬の新しい飲み薬の発売は実に約25年ぶりのことです。
この薬は免疫細胞や表皮組織内の過剰に発現したPDE4という
酵素の働きを抑えることで炎症反応を抑制し、つらい乾癬の
症状を改善すると期待されています。
主な副作用としては内服を始めた当初約1割のかたに下痢・軟便
などの消化器症状がみられます。これを改善するため徐々に
内服量を増やし慣らしていく方法が勧められています。
自己注射を必要とする生物製剤療法等にくらべ、簡便で継続も
しやすいことも利点と思われます。
種々の治療を受けてきたが改善が今ひとつという方は一度試みて
みるのも良いかもしれません。
ご相談ください。